読書:「TEN」 楡 周平(にれ しゅうへい)

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著者の楡周平さんは、慶應義塾大学大学院修了。米国企業日本法人(写真業界の大手コダック)に入社し、80億円に及ぶ物流プロジェクトを手がけていた。1996年、在職中に犯罪小説『Cの福音』を宝島社より出版し、30万部を売り上げたそうです(出典:Wikipedia)

私のこの本のイメージは昔からあるタイプの経済小説という感じです。立身出世物語って面白いですよね。この本もとても読みやすく面白い。

あらすじは:

 戦後の動乱期。横浜のドヤ街ですさんだ生活をしていた俊太は、幼馴染の麻生寛司と偶然再会した縁で、人生が大きく動き出す。料亭の下足番をしていたある日、寬司の上司でムーンヒルホテルの次期社長である月岡光隆に見出され彼の運転手になる。やがて月岡の会社に就職した俊太は、独創的なアイデアと持ち前の度胸で次々に実績を挙げ、中卒、途中入社のハンディを乗り越えて、異例の出世をしていきます。ところが、「出る杭は打たれる」の言葉通り、俊太は上司や先輩社員からさまざまな嫌がらせを受けたり苦労して出世していきます。

こういう本って私みたいなおじさんにはしっくり来るけど、若い方にはどうなんでしょうね。感想聞いてみたいです。

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